あるけど、ないもの

 

こんばんは。

最近ミネラルウォーターに輪切りのレモンを浮かべることにハマっている、星の子です。

 

前回の記事で、「デザイン関連のお仕事をしている」と少し触れておりましたが、今回はそれに関連する内容を綴ってみたいと思います。

 

WEBデザインというお仕事

私は現在、「WEBデザイン」という分野のデザインをメインに手がけております。


このWEBデザインは他のデザイン分野と違い、見た目をデザインした後に「コーディング(プログラミング)」という作業が必要になります。

この作業を行うことで、実際にホームページ上でボタンが押せるようになったり、ページが切り替わったり、動きが加わったりなど、WEBサイトに命が吹き込まれるようになります。

 

WEBに携わる人にとっては切っても切り離せない、とても重要な工程であるコーディング作業なのですが、実は私、このスキル持っていないんですよね…。


最初に勤めていたWEB制作会社では、「できない作業は得意な人(コーダーさん)に任せよう!」スタイルだったため、特にコーディングが出来なくてもまったく困らず過ごすことができていました。

 

ですが最近、お仕事をしながら「コーディングスキルがあったら、もっとできることの幅が広がって楽しいだろうなぁ〜」と強く感じるようになり、ここらでちゃんと向き合わなんいかんたい!という想いが募り、ついに先日私は「行動」に移すことにしました。

 

思い立ったが吉日

決心したら早いもので、気づけばAmazonにて「html・css」の書籍を購入し、翌日にはその本が手元に届くようになりました。

難しい分野でもあるため「最大限、やる気の出る環境を作ってから読もう!」と思った私は、

 

平日の夜、

やることを全て済ませた状態で、

部屋の明かりは消して手元のスタンドライトのみをつけ、

スピーカーから落ち着く賛美BGMを静かに流しつつ、

仕上げに無印良品で購入したエッセンシャルオイルを焚く

 

という最高の空間を作り上げた上で読むことにしました。

パラパラと1ページずつ読み進めるとき、びっくりしたことがありました。

 

ページめくりペラッ

(あれ…?これ知ってるぞ…?)

ペララッ

(お…?これも…あとこれも……)

 

結果的になんと、全ページの内容のほとんどを理解できてしましました。

過去にも一度こういった類の本を借りて読んだことはあったのですが、そのときはまっっっっっっっったく内容が理解できずに、数ページだけ眺めて「あ…これ自分には無理な分野だ」と思い、結局すぐに返却してしまいました。

 

そんなこともあったので、今回も「0から始めるぞ…!」と意気込んで読み始めたのに、予想外にも内容が理解できてしまったことに良い意味で拍子抜けしてしまいました。

 

 

「今回購入した本がたまたま分かりやすかった」ということもありますが、思い返せばこの1年、仕事の中でコーディングのちょっとした修正を自分でやらなければならない状況が何度かあり、その度に、知識が無いながらも勘を頼りに手探りで、ひとつひとつこなしてきた経験がありました。それがなんだかんだで糧となっていたようです。

(今回本を読んだことで、点で理解していたものたちが、1本の線になった感覚でした)

 

 

気づかぬ間に少しずつではあるけれど一歩一歩前前進していたんだなということがはっきりと分かり、その日は嬉しさが溢れてなかなか眠りにつくことができなかった夜でした。

 

あるけど、ないもの

後から、教会の牧師さんが、
『神様は、人が「これが欲しいです!」と話す前に、「すでに与えたから捜してみなさい」とおっしゃるんだよ』
と話していたことを思い浮かべるようになりました。

 

私が直近で欲しいと思っていたこの「コーディングスキル」も、はじめは「自分にはできない、何もない」と思ってたけど、実は既につたないながらもそれなりの知識や知見はあったんですよね。

学ぼう・身につけようと思い行動に移したときに、「過去の経験を通して既に得ていた」ということに気づいたように、コーディングスキル以外にも、いま現在「自分にはできない、無理だ」と思っているものも、思い切ってやってみると案外あっけなくできることもあるかもしれないのでは?と考え方を改めるようになりました。

 

実際にはあるんだけど、ないものだと思って

そこから離れたりそのままにしておいたら

いつまでも見つけることができなくて、

結局"あるけど、ないもの"としておわってしまう

"あるものを、あるもの"にするかしないかは結局、自分次第

 

「あのときああしてれば…」ということが将来ないように、挑戦したいことがあれば迷わずやってみること、意外と大事かもしれないですね。

日々の挑戦を通して、自分もまだ見つけられていない"隠された宝"をこれからも捜していけたらいいなと思う、今日この頃でした。

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Thanks!